Z1000Mk2 K.Hi様 エンジン始動チェックとカムチェーンアイドラの破損

  

エンジンが組み上がって始動チェックしましたが、なにやらカムチェーン周りから異音がします。

 

もう一度分解して点検します。カムチェーントンネルを覗いてカムチェーンローラーを点検すると、フロント側は大きくグラつきます。何か破損したようです。

 

このローラーがガタガタになっています。

 

外してみるとゴムダンパーのところで軸が外れてしまいました。レーシングタイプで耐久性がありそうなので継続使用する予定でしたが、このタイミングでダンパーの剥離が発生しました。

 

念のため他のローラーも点検しますが、こちらは大丈夫のようです。

 

再度シリンダーも外してリングに異常が無いか点検します。

 

念のため、カムチェーンアイドラーは全て新品交換することに。

 

ベースとカバーのガスケットも新品交換します。

 

エンジンを復元します。

 

新しいカムチェーンローラーをセットします。

 

ヘッドガスケットなどをセットします。

 

ヘッドとカムを取り付けます。

 

キャブとマフラーまで取り付けて本日は終了。2回目の始動チェックは明日に持ち越しです。

“Z1000Mk2 K.Hi様 エンジン始動チェックとカムチェーンアイドラの破損” への2件の返信

  1. 初めまして!
    いつも拝見させております。

    経験豊富なプロの方見立てでも…

    使用状況、管理、経年劣化、…

    旧車は維持管理がシビアですね…

    私も1981年式に乗ってますがいつ壊れるか心配です。

    1. 一通りの整備をすれば、ある程度は安心して乗れると思います。
      新車のような信頼性を期待するのは難しいですが、Zは旧車のなかでも部品や情報が豊富で恵まれた環境にあるといえます。是非楽しんで走って下さい。

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