2種類のS1用キャリパーサポート製作のご依頼です。先ずはノーマルS1と同形状のプレートタイプを製作します。材料は航空機などにも使用される高強度のアルミ合金7N01の5ミリ厚板です。

先ず、プレスを使って曲げます。手前にあるのは過去に作ったサポートです。

2種類のS1用キャリパーサポート製作のご依頼です。先ずはノーマルS1と同形状のプレートタイプを製作します。材料は航空機などにも使用される高強度のアルミ合金7N01の5ミリ厚板です。

先ず、プレスを使って曲げます。手前にあるのは過去に作ったサポートです。

S1キャリパー用ワークスタイプキャリパーサポート製作の続きです。こちらはカヤバフォーク用です。

最後にタップを立てて完成です。

ワークスタイプのS1キャリパー用サポートを製作します。フォークはPMCカヤバで、パッドはデイトナゴールデンに合わせます。現状はS1と同じようにプレートタイプで製作したものが付いていますが、着せ替え用にワークスタイプを作ります。Z1000J系のフォークは、キャリパーサポートの付くところの位置関係が主に3種類あり、純正ローター径がφ270ミリのZ1000-J1~J3タイプ、同じく純正ローター径がφ280ミリのZ1000-R1・R2とZ1100-R、それから社外品のカヤバ製お3種類です。キャリパーサポート形状はそれぞれで異なってきます。

基本的に手作業で作るので、先ずは素材のアルミ板にテンプレートから形を写します。素材はジュラルミンの25ミリ厚のプレートです。真ん中は市販S1と同じプレートタイプの素材です。素材は7N01の7ミリ厚プレートです。こちらもこのあと作ります。ちなみにS1実車はZ1000Jタイプのフォークなので、カヤバフォーク用のサポートは当時存在しませんでした。なので、意匠を引き継いだ形であらたにデザインしたもので、少し細長くなるのが特徴です。真ん中のサポートはZ1000Jフォーク用、左はカヤバ用、それぞれ微妙に形が違います。

9月の筑波サーキット走行の場面でリヤホイールベアリングにガタがあることがわかり、修理に出していたダイマグのリヤホイールが戻ってきました。

ガタはホイールベアリングの圧入が緩くなって外輪が回ってホイール側が削れて起きていたもの。スチールでカラーを作り、焼き嵌めにて強力に圧入してもとのベアリングサイズに復元しました。

先日行われたテイストオブツクバ神楽月ステージの動画をYouTubeにアップしましたのでご覧ください。
