今回はクラッチレバーの操作力を軽くします。

車両はJ1なので、クラッチレリーズはMk2と同じ構造のタイプです。

昨年フルカスタムして7月に納車したこちらの車両、1年弱でエンジンからのオイル漏れがあるとのことで修理します。
昨年エンジンは全分解して組み上げたものですが、クランクケースの合わせ面からオイルが滲んでいます。
いよいよ半年間の作業の最終工程です。今回フレームとエンジンの塗装、エンジンの1200cc化を行ったのに合わせ、ワークスバックステップ化により定員1名となったので、構造変更検査を受けます。検査できるのはナンバー管轄の陸事のみです。
二輪の検査ラインを通過、その後重量測定と写真撮影を経て検査は無事に終わりました。
先日の慣らし走行100kmに続き、残りの200kmを走ってきます。スターターモーターは新品交換したので、1200cc+高圧縮エンジンでもスターターは元気に回るようになりました。これで安心して長距離が走れます。
ガレージをスタートして直ぐにジェットニードルの不適合を感じて交換します。ニードルの直径は合っているのですが、クリップ段がもう少し調整が必要です。クリップを1段づつ下げ、スロットル1/4~1/2開度域を濃くしていきます。
始動不良でお困りとのこと、冷間時よりも温間時になかなかかからなくなるそうです。毎回セルを沢山回すので、モーターやバッテリーに大きな負担となりますね。
キャブはノーマルです。ノーマルキャブの始動不良はかなり多く見てきましたが、多くはオーバーホールしても改善できず、対策の決め手に欠いていました。