ヘッドを分解点検します。

バルブを外します。ステムとガイドのガタは限度値内でした。

分解したエンジンを内燃機加工に出すので準備します。今回の仕様はシリンダーボアのボアアップ。現状のノーマルφ69.4ミリからφ76ミリへ拡大し、排気量は1198ccになります。ノーマルシリンダーベースとしては一般的に最大排気量となります。
ボアアップにより、シリンダースリーブも入れ替えて大径化します。そのままではクランクケースに収まらないので、ケース側もボアアップするので、加工に支障となるシリンダースタッドを外します。通常はダブルナットにして回して外しますが、この個体は固着が強いのでなかなか回りません。
ワークスバックステップ装着に伴い、ノーマルサイドスタンドではつま先に干渉するので、スタンドを脱着式に変更します。スタンドの素材はZXR250純正です。
ノーマルのサイドスタンドブラケットを削除します。