深いスカッフのあるシリンダーの対処には、内燃機屋さんが混んでいる今の時期、ボーリングするだけでも数か月待ちなので、ワイセコピストンとボーリング済みシリンダーのセットを手配しつつ、入荷するまで暫定で現在のシリンダーを使うことに。フレックスホーンでキズを少し均しておきます。
![](https://i0.wp.com/www.greengarage.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_8316_R.jpg?resize=525%2C700&ssl=1)
ホーニング前はこんな感じ。傷が深いのは特にこの1番シリンダーです。
![](https://i0.wp.com/www.greengarage.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_8237_R.jpg?resize=525%2C700&ssl=1)
深いスカッフのあるシリンダーの対処には、内燃機屋さんが混んでいる今の時期、ボーリングするだけでも数か月待ちなので、ワイセコピストンとボーリング済みシリンダーのセットを手配しつつ、入荷するまで暫定で現在のシリンダーを使うことに。フレックスホーンでキズを少し均しておきます。
ホーニング前はこんな感じ。傷が深いのは特にこの1番シリンダーです。
アイドリング不安定とトルク不足などの問題があるので調査します。
いままでの不具合症状の経緯から、原因となる部分の絞り込みをします。先ずはキャブを交換してキャブかどうか切り分けします。
今回はドライブチェーンのガイドローラーと弊社オリジナル仕様のナイトロンR3リヤショックの取り付けです。
リヤの車高を上げているので、チェーンがフレームとスイングアームに干渉しやすくなっています。普通は緩衝材としてビニールチューブなどを用いますが、先日の1000Jレーサーでのテストでも効果が認められた弊社オリジナルのこちらのガイドローラーを装着します。センスタブラケットは削除しているので市販のガイドローラーは取り付けできません。こちらはワークスバックステップと共締めで取り付けるタイプになります。
3年前にも4速のギヤ抜けが多いとのことで、程度のいい中古のシフトドラムに交換しましたが、再び同じ4速のギヤ抜けが発生するようになったとのことで、今度はお持ち込みのPMC製の新品シフトドラムに交換することに。
エンジンは他にも不具合があるそうで、ヘッドナットの辺りからオイル漏れするとのこと。現状はきれいに掃除されているので、オイル漏れの出所を特定するためにカラーチェックの現像液を塗布してからチェック走行に向かいます。
エンジンの慣らし運転とキャブセッティングに向かいます。早朝、ガレージを出発。
出発時の走行距離はエンジンを組んでから約50km。ガレージ周辺でのチェック走行と車検場の往復などでの走行です。