エンジン分解の続きです。車載でシリンダーまで外れました。

エンジンオイルを抜きます。

エンジンオーバーホールとワークススイングアーム、ワークスバックステップなどのカスタムのご依頼です。受注は昨年の8月でしたので、約10か月かかっての入庫となりました。因みに現在の作業予約の待ち時間は概ね約1年となっております。長くお待ちいただいて申し訳ありませんが、鋭意作業は進めておりますのでご了承ください。

事前に試乗したところ、エンジンは異音も無くスムーズでしたが、低速では自然に蛇行するので非常に気を遣うハンドリングです。おそらくセルフステアが弱いためと思われます。案の定、フロントアップしてステアリングを左右に振ると動きは非常に渋く、通常はセンターから左右にわずかに振ると自重でハンドルは切れていくものですが、この状態でも切れずに保ってしまいます。ステムベアリングのプリロードが過大のようです。今回ステムはザッパーステムに交換する予定なので、その際に点検します。

今回は継続車検のご依頼と、リヤマスターが抜けてしまったとのことでその修理です。

現状のリヤマスターはペダルが奥まで入り、リヤブレーキが効きません。リザーバータンクを見るとフルードは無くなっています。

今回のエンジンフルオーバーホール作業の中で、フレームにも問題が見つかりフレーム交換しています。使用したフレームは国内未登録なので、この車両は改めて新規登録となります。既存のダイマグはJWLマークが無い時代の物だったので、そのままでは登録できません。そこでJWLマークのあるドレミモーリスを暫定で付けてあります。

リヤショックはオイル滲みやロア側エンドアイに問題があることから交換することになりました。

転倒修理の仕上げです。

クラッチレバーの遊びが過大になっており、クラッチが繋がるフィーリングも違和感があるので点検します。レリーズレバーの遊びがゼロになっていたので、マニュアル通りに調整します。これでクラッチフィーリングも通常に戻りました。
