デモ車#21 フロントフォーク PDバルブ装着

YSS製のフロントフォークPDバルブを装着します。

左のスプリングは、合わせて用意したレートの高いショートスプリングです。

 

フォークはZ1000Jのノーマルなので、PDバルブは外径φ29ミリの物をチョイス。

 

取り付け位置はスプリングとピストンロッドの間なので、だいたいこの辺に着くことになります。

 

初めてなのでフロントフォークを分解して適合を確認します。

 

フォークオイルを抜いて分解します。

 

用意したPDバルブのサイズはちょうどいいようです。

 

この向きでピストンロッドの凹みに合わせます。

 

外径はほぼピッタリ。

 

フォークを組んで、バルブの脱着性を検討します。

 

バルブはインナーチューブ内径にほぼピッタリなので、途中で倒れることなく奥まで入っていきます。

 

バルブを抜いて、新しいオイルでレベルを合わせます。

 

車載でバルブの取出しができるかシミュレーションしてみます。

長めのこんなピックアップツールあれば大丈夫なようです。

 

PDバルブ有り無しでは、オイルレベルは8ミリ違いました。

それも考慮してイニシャルのレベルを設定します。

 

PDバルブを挿入します。

 

今回、スプリングはそのままに、プリロードは既存の12ミリスペーサーを外してバルブの高さ14ミリとほぼ相殺させます。

 

仕様変更したフォークを組み込みます。

 

ハンドルを押し込んだ感じは、減衰力が適度に増している感じです。

あとはサーキット走行でセッティングを煮詰めていきます。