Z1000J1 I.S様 フロント周り取り付け

ロアステムのベアリングが入荷したので組付けます。

ビトーR&D製ステムを使いますが、ステムシャフト径が細いので純正のベアリングは使えず、こちらのベアリングを使います。

外径は純正と同じで、内径が3ミリ小さくできています。

アウターレースをフレームに圧入します。

ロアのレースは奥まったところまで入れるので、治具を使って圧入します。

圧入後はこちら。ノーマルより高さがありますね。

ベアリングには、隙間なくグリスを充填します。

ロアベアリングをステムシャフトに圧入します。アッパーベアリングは純正が使えます。

ステムを組み込みます。

横から見るとこんな感じです。

フォークはPMCカヤバのφ38ミリです。

フォークを組み付けます。

外装塗装はまだ完成していないので、とりあえず弊社オリジナルのFRPフェンダーを付けておきます。

取付穴はあとから開けるようにしてあり、ノーマルの穴位置には窪みマークを付けてあります。

今回はノーマル位置に穴開けしました。

フェンダーとホイールを取り付けます。

ハンドルはAREA製のスーパーバイクハンドルです。幅はやや広めの730ミリです。

メーターブラケットは、パワービルダーのステンレス製強化品を使います。

クラッチレバーは、J寄り少し長いZ1300純正を使用します。

ミラーはJポリスの純正品を使用。ミラー部分はローソン純正と共通です。

ハンドル周り、取り付け完了です。

傷ついたヘッドライトリムも交換します。

ウインカーは当時からデザインの変わらないBMWタイプをチョイス。

ノーマルグロメットに付ける場合は、内径合わせのためゴムホースを短く切って仕込みます。

リヤウインカーを取り付けます。

リヤのモーリスは、初めからチェーンラインが5ミリほどオフセットされているので、フロントもオフセットスプロケに交換します。

傷ついたステップも交換します。バックステップは弊社オリジナルのワークス車タイプです。

ペグの部分は、Z2の純正タンデムステップを使用しています。

ペダルの軸受はグリスアップしておきます。

曲がりは無く、ペグの交換だけで済みました。

キャブを取り付けます。

フロントキャリパーを合わせてみます。

キャリパーとスポークが干渉するようです。

ローターをオフセットさせるため、スペーサーを追加します。

ホイールを組み付けます。フォークアウターとのクリアランスも大丈夫です。

キャリパーサポートを製作するため、先ずはローター外周にクリアランス確保用のワイヤーを貼り付けます。

キャリパーをセットします。

サポートの形状は、以前に製作してあった型紙が使えそうです。

キャリパーとスポークのクリアランスはこのくらいです。

型紙に合わせて、ジュラルミン板からサポートを切り出します。

穴開けします。

断面などを研磨します。

ネジ切りします。

ワークスイメージのサポートができました。

フロントホイール周りも、仮組できました。