Z1R2 I.Y様 CRキャブ取り付け

フロントのブレーキホースを製作します。

先ずは現車合わせでホースの長さを決めます。

 

ビニールチューブを通してから反対側のフィッティングを取り付けて完成です。

出来上がったホースを取り付けます。

この後、ホースを繋いだままキャリパーを一旦外して、

ブリーダーを上に向けてエア抜きします。

 

マスター側はこんな感じ。

 

キャリパー側はこんな感じです。

ホースの長さは、ジャッキアップした時に突っ張らないことが肝心です。

 

次に、OWスイッチの配線を接続します。

 

北米仕様の常時点灯から、ヘッドライトON・OFF仕様に変更します。

左側は純正のままで、一部がハンドル内蔵式のためバラ線になっています。

 

配線加工が終了したところで動作の確認をします。

テールが点かないので点検すると、バルブが切れていたので交換します。

 

メーター球も3個は切れているもよう。
インジケーターランプもいくつか球切れしています。

 

球切れしていないものも含めて、念のため全数交換しておきます。

 

メーター球も全数交換します。

 

油圧警告灯も点かないので点検します。

スイッチは機能しますが、クランクケースと絶縁されているもよう。

内部まで塗装されているので、接点部分の塗装を剥がします。

 

Oリングも付いていなかったので正しく取り付けます。

 

正常になりました。

 

 

他にも接点になるところを点検します。

腐食のあるところには、接点復活剤を塗布しておきます。

 

左のハンドルスイッチも、動きが渋いので内部を潤滑します。

 

ハンドルを延長したのでスイッチBOXも外側にずらしたいのですが、

配線が内蔵されていて大きくは動かせません。

グリップトの隙間にはスペーサーを入れます。

 

完成後はこんな感じです。

クラッチレバーは少し長くて操作が軽くなるZ1300純正を使います。

 

これで、グリップの位置は左右に30ミリほど広がりました。

 

リヤキャリパーのシール類が入荷したので組み付けます。

 

ピストンは入手できないので再使用です。

 

リヤキャリパーを取り付けます。

この後エア抜きして、引きずりが無くなったことを確認できました。

 

チェーンは530にサイズダウンします。

 

スプロケのナットは規定トルクでしっかりと。ロックワッシャーも確実に。

 

スプロケカバーは洗浄してから取り付けます。

 

スプロケカバーを取り付けたら、レリーズの遊びを調整します。

PMCのイージークラッチなので、J系と同じ調整方法に変わります。

 

 

キャブはCR33に変更します。

ワイヤー受けはφ6ミリに拡大し、整備性を良くします。

 

ジェット類の番手を確認し、セッティング中に脱着し易いよう、付け外ししておきます。

 

キャブを取り付け、ケーブルの取り回しを最適化します。

 

タンクを取り付けます。コック周りのスペースも十分です。

 

カウルを付け、邪魔にならない位置にフロントマスターのリザーバーをセットします。

 

リザーバーのブラケットは、ミラーホルダーと共締めです。

 

さあ、明日はキャブセッティングです。