ヘッドはバルブシートカットするため内燃機屋さんへ送りました。戻ってくるまでに組み立て準備します。

ケース側のシリンダーベースのガスケットを剥がします。ガスケットそのものはシリンダー側に付いていますが、剥がれた残りがなかなかしぶとくて剥がすのに難儀します。

やり難いのでピストンも外します。

ガスケットを大方剥がしたら、オイルストーンでカスを取り除きます。このような狭い所では、小型のオイルストーン数種類を駆使します。

ゴミをケース内に落とさないようウエスで養生し、灯油を少し付けて面出しします。

狭いところは砥石を立てて使います。

2時間ほどかかってきれいになりました。


多少はケース内にゴミが落ちたので、オイルを抜いてゴミもできるだけ排出します。

フィルターを交換し、復元します。6角穴のドレンボルトなどは、固着すると6角穴を舐めやすいです。締め過ぎて固着するのを防止するため、締め付けはトルクレンチでのトルク管理が必須です。

アウトプットシャフトのオイルシールからオイル漏れするので、ミッションカバーを外してオイルシール3個をまとめて交換します。プラスネジのボルトは新しいので更新してあるようです。

プラスネジの1本がショックドライバーでも緩みません。タガネではつってみますがこれでも外れません。

ドリルで揉んでネジの頭を取ります。


無事にミッションカバーが外れました。

ボルトはこの状態でも全く緩む気配なし。

根元から折れたりすると、ドリルで揉んで取り出すことになりますが、この位置だとフレームが邪魔してドリルが使えません。最悪エンジンを下ろして作業することになります。

固着したボルトは高温で熱すると緩みやすくなります。ナットを溶接することでピンポイントで熱を加えます。

そーっと回すとなんとか回り出しました。

慎重に回してやっとボルトが外せました。

念のため全てのネジをタップでさらっておきます。

ミッションカバー前側のボルト数本は、トラブった場合奥まっているので修理が非常に困難になります。くれぐれもご注意を。


