スイングアームはトラス補強の入るワークスタイプに変更するため、素材用の純正品をお持ち込みになりました。

改造する前に点検したところ、細部の造りがMk2と異なり、長さが短いことがわかりました。

ピボットにシャフトを通して長さを比べます。上がお持ち込みのスイングアームで、下が手持ちのMk2純正品ですが、明らかに短いのがわかります。Mk2純正と思っていたのが、実は他車の物とわかり、素材としては使えなくなりました。

Mk2純正品はなかなか入手困難なので、Z1000LTD純正品(上)と比較します。

全長やリヤショックマウントの位置はほぼ同じです。チェーン引きの引き代が若干狭いですね。カスタムするならLTD用も使えます。

続いて、使わない部品の残りを外します。

ヘッドライトは当時のシールドビームですね。現在では光量が不足しがちで車検も不安です。こちらはハロゲンタイプに変更します。

メインハーネスを外します。

ブレーキ周りも一新するので外します。

キーセットも純正新品のFX1用に変更するので、イグニッションスイッチを外します。

これで交換予定の部品は大方外れました。というわけで作業はフルレストアに近い内容となります。
