Z1000A1 O.M様 ワークスバックステップのフレーム加工

  

お持ち込みの分解してあるモリワキモナカを復元します。

 

サイレンサーをリベットで取り付けます。

 

インナーバッフルも付けたいとのことで、お持ち込みのリングにリベットの逃げ加工をします。

 

インナーバッフルは下側からのボルト止めとしました。

  

既存のマフラーを外します。

 

既存のノーマルステップとリヤマスターを外します。

 

作業し易いようスイングアームまで外します。

 

Z1000の特徴である、三角プレスのタンデムステップブラケットを削除します。

 

内外の溶接ビードを薄くまで削り、たたいて割ります。

 

ステップブラケットが外れました。

 

フレームはリペイントされていますが、このようにブラケットで隠れた部分などはサビが残っています。ですが、このフレームはサビが少ない方ですね。

 

切断面を滑らかに研磨します。

 

直付け用のステップボスを溶接します。

 

溶接後はこちら。

 

刷毛で塗装します。

 

スイングアームピボットのシャフトが渋くて抜き難かったので、内径に合うドリルで修正します。渋い原因は内部に塗装が付いていました。

 

モリワキモナカを取り付けます。

 

フランジが奥まで入りナットが締め切らないので、ナットの下にスペーサーが必要です。

 

緩み止めを兼ねてスプリングワッシャーをスペーサーとしました。

 

サイレンサー側のマウントはブレーキペダル軸にピッタリ合いました。

 

リヤ周りを復元します。

 

製作しておいたワークスステップです。軸受けにグリスを塗布します。

 

ワークスバックステップを取り付けるとこんな感じ。今回は鉄棒タイプなのでかなりシンプルになりました。サイドスタンドが干渉するので後で修正します。

 

右側はこんな感じ。リヤマスターはニンジャ250純正新品を使います。プッシュロッドはこのあと現車合わせで製作します。