Z1R2 K.S様 リヤマスター交換

 純正のリヤマスターがフルード漏れしているので、新品交換で対処します。

 

現状のリヤマスターは後期型のリザーバータンクが別体になっているタイプです。純正のリペアパーツは生産終了のため、今でも新品で買えるニンジャ250Rの純正マスターを流用します。部品番号は 43015-0091 価格は税抜き13,100円 リザーバータンク付きです。プッシュロッドが短い以外、取り付けピッチなどは同じです。ピストン径は5/8インチから14ミリに小径化となりますが、使用に当たっては特に違和感はありません。

  

既存のマスターを外します。

 

フルードは全部漏れてブレーキが効かなくなっていました。

 

2つのマスターを比較します。プッシュロッドが60ミリほど短いので、70ミリの延長アダプターを製作します。

 

プッシュロッドの長さを合わせてASSYします。

 

フレームへの取り付けは、間に10ミリ程度のスペーサーを挟みます。リザーバーホースは適宜短くカットします。ブレーキホースも純正がそのまま使えます。

 

ペダルとの接続部はこんな感じ。

 

後ろから見るとこんな感じ。

 

フルードを入れ、真空引きしてからエア抜きします。

 

ペダルの高さを微調整して完成です。