Z1000Mk2 T.T様 エンジン腰上組み立て

 エンジン腰上を組み立てます。ヘッドは、カムホルダーネジの渋いところをタップで修正、16ヶ所のネジ全てにトルクが掛かることを確認します。

 

付いていたキャブホルダーは、仮付けだったのでボルトを適正長さに交換して本締めします。

 

エキゾーストスタッドも仮付けのようで、8本とも奥まで完全にはねじ込まれていません。こちらも完全に締め込んでおきます。

 

バルブを組み込み、ヘッドの準備は完了です。

 

ピストンとリングは洗浄して継続使用します。

 

クランクを回すためにガバナーを取り付けますが、進角部分の回転が渋いので分解して耐熱グリスを給油します。

 

ピストンをセットします。

 

シリンダーを挿入します。

 

カムチェーンローラーはレーシングタイプを使います。

 

ヘッドガスケットをセットします。

 

ヘッドとカムを組み込みます。

 

トップのレーシングアイドラーは長期メーカー欠品のため、暫定で純正品を使用します。

 

カムチェーンテンショナーは状態がいいので純正品を継続使用します。

 

バルブクリアランスを調整します。

 

ヘッドカバーを仮に乗せておきます。

 

ジェネレーターロータのボルトはネジロックを塗布しておきます。

 

締め付けは規定トルクでしっかりと。

 

ステーターコイルは分解洗浄し、グロメット部分を完全脱脂します。

 

ジェネレーターカバーを取り付けます。

  

キャブはお持ち込みのTMRーMJNを取り付けます。