Z1000Mk2 M.H様 キャリパーサポート製作

  

フォークをノーマルからカヤバに交換したとのことで、キャリパーサポート製作のご依頼です。

 

ローターも合わせてサンスターのネオクラシックに変更されています。径はφ320ミリ。先ずはキャリパーとローターのクリアランスを確保するためにローター外周にワイヤーをセットします。

 

キャリパーをセットし、パッドとローターの間に厚紙を入れて保持します。この状態でサポートの形状を決定し、厚紙で型を作ります。

 

取り付けイメージはこんな感じ。

 

型に合わせてジュラルミン板にマークします。

 

バンドソーで切り出します。

 

切断面はベルトサンダーで成形します。

 

穴開けしタップを立てます。

 

表面を整えたら完成です。

 

フォークに仮付けします。

 

キャリパーを取り付けます。

 

ここで不具合を発見。ホイールセンターが車体右側にかなり寄っています。オーナーさんに確認したところ、元のフォークが加工されていたため、この未加工のカヤバとズレてしまったのではないかとのこと。カラーを修正してセンターを合わせることになりました。