カムの脱着を繰り返しているうちに、また1ヵ所ネジが上がってきてしまいました。

ヘリサートが入れてあるところなので取り出します。

ヘッドまで何回か仮組するので、4番ピストンだけ付けて最小限の構成とします。ベースガスケットは銅板製の極薄品で0.2ミリ厚です。

シリンダーを挿入します。

キャブのインシュレーターは内径の大きい1000J系純正品を使っています。このインシュレーターは使用に伴い、内径側に膨らんでくる性質があります。

よく見ると、新品時より内径が小さくなって、研磨されたポートの内径より小さくなってきています。

エンジンの腰上を分解します。

その前に、バルブタイミングを計測します。組んだ時と同じなので、カムチェーンの伸びなども特に無いようです。

エンジンの分解点検を兼ねて更なるパワーアップをします。2020年1月に現在の1200cc仕様にしてから、初めての分解です。

外装を外します。
