Z1000Mk2 S.T様 フレームのゆがみ

エンジン腰下を組み立てます。

 

クランクケースを閉じ、オイルポンプを取り付けます。

 

洗浄したオイルパンにOリングをセットします。

 

オイルパンを取り付けます。

 

オイルフィルターボルトのワッシャーは欠品していたので追加します。

 

このように、スプリングとワッシャーがあるのが正解です。

ワッシャーをフィルターと一緒に捨ててしまわないよう注意しましょう。

 

フィルターを取り付けます。

 

リフトを下げて車載準備です。

 

フレームの高さの台にエンジンをセットします。

 

腰下だけなので、人力で持ち上げて車載します。

 

右側後方のエンジンマウントブラケットは、穴が長穴になっています。

 

その上のエンジンハンガーは、プレートが外側にオフセットしています。

 

本来は平面なので、プレスで修正します。

 

ここで問題発覚。エンジンマウントがエンジンと合いません。

 

右サイドは4ヶ所とも大丈夫ですが、

 

左サイドは中央と前が大きくズレています。

 

中央は、フレームが10ミリほど後ろです。

 

前側も同じ後ろ方向にフレームがズレています。

 

やはり、サイドスタンドブラケット付近のフレームゆがみは、重大なフレーム損傷を暗示していたようです。

 

というわけで、フレームを修理することになりました。