Z1000J1 F.T様 ヘッド分解点検

 

ヘッドを分解点検します。

 

バルブのカーボンはやや多めといった感じ。ステムエンドはカットされていないようなので、過去にシートカットなどのメンテはしていないもよう。

 

バルブフェースは段付き摩耗あり。

 

燃焼室はこんな感じ。エキゾーストのバルブガイドは1ヶ所割れあり。ガイド交換必須なので、合わせてバルブ交換、シートカット、ステムエンドカットをした方がいいでしょう。

  

ガスケットリムーバーをかけてカーボンを浮かせます。

 

回転ブラシでカーボンを落とします。

 

燃焼室とポートのカーボン落とし終了です。

 

ガイドが折れているところはこんな感じ。このような折れ方はオーバーレブなどでバルブが曲がった際によく起きます。過去の分解はこれの修理かもしれませんが、ヨーロッパ仕様なのに北米仕様のヘッドになっているので、分解は複数回あったかもしれません。

 

全てのカムホルダー雌ネジにヘリサートを入れるので、現状を確認します。ヘリサートは磁石につくので、細いマグネットを差し込むとヘリサートの有無が解りやすいです。今回は2ヵ所既にヘリサートが入っていました。

  

リフターホールは大きなキズも無く良好です。

 

数ヵ所のカムホルダーの座面は細かく凸凹になり荒れています。これは叩かれて付いた傷で、ネジのトルク抜けが原因です。

 

既存のヘリサートを取り出します。

 

抜き取り治具を差し込み、押さえつけながら逆転して抜きます。2ヵ所ともうまく抜けました。

 

ネジ穴をφ6ミリのドリルで揉んで下穴を整えます。

   

未再生な部分がほとんどなので、1回目の修理となる今回はきれいに再生できるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »