Z1R2 K.S様 エンジン完成後発電不良でステーターコイル交換

  

ヨシムラのマルチメーターを追加します。ヘッドライト裏から電源を取り、接続して動作確認します。

 

メーターの取り付け位置は、ノーマルのアンメーター上にします。

 

アルミ板でベースを作ります。

 

マルチメーターを取り付けます。

 

エンジンを始動すると、電圧がアイドリングで12V前後とかなり低め。

 

レギュレーターは新品と入れ替えても変化なし。ステーターコイルの電圧を計測すると、3相のうち1相だけ発電していません。ステーターコイルが破損しているようです。

 

社外品のステーターコイルに交換します。

 

ジェネレーターカバーを外し、コイルを交換します。

 

ジェネレーターカバーを復元します。

 

今度はアイドリングでも13V以上発電するのでもう大丈夫。

 

仕上げにヘッドサイドのフィンの縁を研磨してアルミ地を出します。

 

粗いペーパーから3段階ほど目を細かくしていき研磨します。

 

研磨後はこちら。こちらの方がシャープな感じでいいですね。

 

反対側も同様に研磨します。

 

リヤブレーキが少し引きずるので、パッドを外してピストンをもみ出します。その後、直りました。

 

チェック走行に向かいます。

 

初めから入っていたワイセコφ72ミリピストンとピストンリングは程度がいいので継続使用しており、今回は特にエンジンの慣らしは必要ないでしょう。

 

エンジンは以前から調子よかったのでフィーリングは同じですが、外観が新品になったので吹け上りもよく感じますね。