Z1000R1 K.K様 ワークスS1仕様製作 ヘッドの修正加工

 

お持ち込みのツインプラグ加工済みヘッドを修正して使います。先ずは、カムホルダーネジは全てヘリサートを入れるので下穴を開けます。

 

ヘリサートタップでネジ切りします。

 

長さ2Dのヘリサートを挿入します。先端にあるのが挿入するヘリサートで、後の2個は押し込み用に使います。

 

ヘリサートを挿入したら先端のトングを折り取り棒をハンマーでたたいて折ります。

 

ドライバーをマグネタイザーで磁化します。

 

折ったトングを取り出します。

 

ボルトを所定の長さまでスムーズにねじ込めるか確認します。これを16ヶ所全て行います。

 

ヘリサート挿入後はこんな感じ。

 

続いてバルブシートカットです。ガイドのガタは少ないので継続使用。バルブシートは当たり幅が少し広くなっているのでシートカットして幅を規定値にします。

 

バルブシートカッターでカットします。

 

修正後はこちら。8バルブ全て修正しました。

 

バルブはGPZ1100純正を使用。

 

バルブコンパウンドを使って擦り合わせします。

 

タコ棒で小気味よく回転しながらたたきつけます。

 

擦り合わせ後はこちら。

 

ヘッドの修正は完了です。