Z1000J1 T.A様 S1ローターの仮組み

 

S1ローターの部品が揃ったので仮組みします。アウターローターはプラスミューに特注したステンレス製で、フロントはφ330ミリ、リヤはφ234ミリです。インナーローターは、フロントが弊社オリジナルの高強度アルミ鋳物製、リヤはジュラルミン削り出しです。

 

ベアリングはS1同様にインナーローターに圧入します。サイズも純正に対し2サイズほどアップした6205を使い、スパンもほぼ2倍となるため、フロントアクスル周りの剛性はかなり向上します。ちなみにホイール側のベアリングは外してがらんどうになります。

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Z1000Mk2ワークススイングアーム用リヤブレーキの準備

 

Z1000Mk2用ワークススイングアームの製作をご依頼いただいたのと同時に、リヤブレーキ周りも製作することになりました。とりあえず在庫していたパーツの中から、使う部品をまとめてみました。これにPPMCのS1リヤローターとモーリスホイールを組み合わせます。

 

キャリパーは現行品AP新品のCP2696です。

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フレームスタンド製作の続き

 

フレームスタンド製作の続きです。車輪はキャスターと組み合わせるやつの固定輪を溶接で取り付けます。台座を付けてビス止めでもいいのですが、特に消耗するものでもないし、製作コストを考えて溶接にしています。

 

ナイロン車輪の物を使うので、溶接の熱で車輪が変形しないように、素早く溶接して直ぐに濡れたウエスで冷やします。

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作業を徐々に再開します フレームスタンドの製作から

 

右腕のリハビリも兼ねて、軽めの作業を再開します。先ずはバックオーダーをいくつかいただいているフレームスタンドを製作します。今回は、前回の製作時に切り出しておいた3台分を先ず作ります。

 

穴開けの位置をケガいてマークします。この手のケガキはハイトゲージを使って一度に行うと便利です。

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販売車両 ワークスZ1000-S1仕様

 

販売車両をご紹介します。ベース車はZ1100GP(’82年式 型式Z1100-B2)で、弊社のワークスS1仕様としてのメニューをひと通り盛り込んだデモ車です。車検も残っており、このまま直ぐに乗り出せます。ベース車から製作する場合に比べて割安な価格に設定しました。ベース車からコツコツと仕上げるのも楽しいですが、完成車ならバランスも良く、直ぐにハイレベルな走りが楽しめます。この機会にいかがでしょうか。

フレームやエンジンはリペイントしていないので当時のままです。素材の状態がわかります。外装はリペイント時期の異なるものを組み合わせているので、部位ごとに色味が若干異なります。別途、再塗装も承ります。以下、現状での詳細画像です。2023年1月現在

 

マフラーはBL-FACTORY製カワサキワークス 機械曲げ ロング アップ です。ワークス車同様にサイレンサーはフレームに溶接されたステーで吊り下げています。

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