Z1R2 I.Y様 ジェネレーター周り点検

キャブ後方の隔壁を取り付けます。

 

ブローバイホースは穴を開けて貫通させます。

バッテリー側から見るとこんな感じ。

バッテリー上がラゲッジスペースとしても使えるようになります。

 

マフラーを取り付ける際、エキゾーストガスケットはグリスを少し付けて貼り付けると楽になります。

 

グリスを付けたところを上にして貼り付けます。

 

これで落ちてこないのでマフラーの取り付けが楽になります。

次回のマフラー脱着の際、ガスケット周辺の清掃も楽です。

 

続いて、念のためジェネレーター周りを分解点検します。

 

マグネットローターのオレンジ接着剤の剥離も無いので、いい状態です。

 

スターターギヤはフリクションが無く、回転させると惰性でしばらく回ります。

 

ローターの締め付けトルクは十分でした。

 

 

ローターを外します。

 

クランクのテーパー面もきれいです。

 

スタータークラッチの締め付けトルクも十分です。

 

スターターギヤのローラー転動面には少し圧痕がありますが、

今のところスタータークラッチの滑りは無いので継続使用します。

 

現状のダンパーの厚さは約6.2ミリです。

 

少し厚めのダンパーに交換して、ギヤのフリクションを持たせます。

フリクションが無いと、スターターボタンを離した後にブレーキが利かずに惰性で回る音がします。

 

ローターボルトにはネジロックを塗布します。

 

ローターの締め付けは、規定トルクでしっかりと。

 

ステーターコイルハーネスのグロメットは、漏れがあるかもしれないので外してやり直します。

 

ガスケットを落とし、念入りに脱脂します。

 

液体ガスケットを多めに塗ってグロメットをセットします。

 

ジェネレーターカバーを取り付けます。

 

左側の手配していた中古良品のクラッチハブが入荷しました。

 

通常はこのように平面です。

 

中古良品のクラッチハブを取り付けます。

表のワッシャーは皿状になっているので裏表の向きがあるので要注意。

「OUT SIDE」の刻印を外側に。分解前は逆に付いていました。

 

ハブナットも規定トルクでしっかりと締め付けます。

 

クラッチ板一式は純正新品と交換します。

 

クラッチカバーを取り付け、反対側のレリーズレバーの遊びを調整して終了です。

 

エンジンオイルを入れ、始動チェックまで終了。

あとはチェック走行して完成の予定です。