Z1100B2 K.A様 ハンドルスイッチの回路解読 接続カプラー修正加工 電装品マウント ワークスクラッチレリーズ用ミッションカバー製作

 

配線加工の続きです。

 

付いていたメインハーネスは社外のZ1000R1用のようです。前半は途中まで被覆が剥がされていますね。スリム化の途中だったようです。

  

そのままハーネステープを巻いて2分割にします。

 

オドメーターはLTD用が付いていたのでイグニッションキー穴の位置をずらす修正は行いました。カプラーも1000Jの3極に対し6極となっており改造が必要です。

 

こちらはKZ1000-K1(KZ1000LTD)の配線図です。

 

オドメーターのカプラーは、スピードセンサーの3極ともう一つは6極になっています。追加の2線は「ディスタンスセンサー」となっています。

  

6極のカプラーを外し、3極に改造します。

 

ディスタンスセンサーの2線は1000Jでは使わないのでカットします。

  

新しく3極カプラーを取り付けます。これでZ1000R1のメインハーネスに適合できます。

 

再びハンドルスイッチです。接続のカプラーが異なる仕様なのでZ1000R1のメインハーネスに適合するよう改造します。

 

回路図がないのでスイッチボックスを分解して回路を解読し、変換ハーネスを介してメインハーネスに接続できるように改造します。ヘッドライトのON/OFFスイッチが右から左に移るので、その辺りの改造も必要です。

  

横出しのハーネスはブレンボマスターに干渉するので下出しに改造します。

  

ケーズを削って配線の通り道を形成します。

 

スイッチを取り付けます。マスターとのクリアランスは無くなりました。

 

これでブレーキレバーの位置は更にグリップ寄りとなり、操作性はほぼ問題無いでしょう。

  

左のハンドルスイッチはヘッドライトのON/OFFも付いた集合タイプです。こちらも詳しい回路図は付属していなかったので、スイッチボックスを分解して回路を解読して改造します。

 

ホーンは小型の物をステム裏ガセットの中に設置します。

 

イグニッションコイルステーは既製品が用意されていましたが、取り付けピッチが合わないようですね。

 

3ミリのジュラルミン板でコイルステーを製作します。

  

コイルをサブアセンブリーするとこんな感じ。

 

コイルを取り付けます。

 

他にも電装ユニットはこちらの物を取り付けます。

  

点火系はお持ち込みのフルコンPE3IG2を使用し、ツインプラグとなります。

 

空燃比計はヨシムラ製を使います。

 

レギュレーターはMOSFETタイプを使用します。

  

ツインプラグ用の追加のコイルは、キャブ後方隔壁にとマウントします。

 

隔壁とコイルのセットを取り付けます。PE3ユニットはバッテリーケースの前面に、レギュレーターはバッテリーケース下に取り付けました。

  

スイングアームのキャッチタンクは、AN6のニップルが溶接されていますが、内径が8ミリ程度なのでやや細め。それに合うホースとなると8ミリのフューエルホースくらいになりますが収まりが良くありません。

 

普通にビニールメッシュホースをバンド止めで使用することに。ブローバイホースは高圧にならないのでフィッティング+ステンレスメッシュホースでは過剰な装備となり、重量も増えるのでお勧めしません。

 

続いてワークスクラッチレリーズ化に向けて、ミッションカバーを改造します。チェンジロッドの外側の支えが無くなるので、カバー側から立ち上げる形にします。

  

ミッションカバーは純正新品を使用します。ダミーエンジンにカバーを取り付け歪を防止し、カバーにガイドパイプを溶接します。

 

溶接後はこちら。

  

溶接後、0.5ミリほど歪んでいたので定盤の上で擦り合わせして面を修正します。

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