Z900A4 S.K様 エンジン腰下組み立て クラッチコンバージョンキット装着

  

クラッチコンバージョンキット取り付けの続きです。

 

今回交換する主な部品はこちら。PAMS製のクラッチコンバージョンキット、クラッチスプリング、ミッションベアリングセット、カバーボルト類、Mk2純正アウトプットシャフトなどです。

 

インプットシャフト側を分解点検します。ギヤのドグなどはかなりきれいです。

 

4ヶ所のベアリングはPMC製のセット物に新品交換します。純正では既に一部が生産終了で揃わなくなっています。

 

アウトプットシャフトはZ系後期型のMk2純正品に交換します。スプロケのスプラインが長いので、スプラインの摩耗が起きにくく、ロックワッシャーがスプラインにかみ合うタイプで、スプロケ締結の信頼性が上がります。

 

Z1000A2以前のZ系エンジン分解の際には、ぜひとも交換しておきたいアイテムです。

 

Mk2のシャフトで組み立てます。

 

アウトプット側をケースにセットします。

 

続いてインプット側。クラッチコンバージョンキットの構成はこちら。ほとんどがJ系の純正部品です。

 

元のシャフトにJ系のクラッチハウジングとハブを組み付けます。

 

クラッチ板もJ系になります。枚数が1セット増えるので、それだけでも伝達トルクが上がります。

  

コンバージョンするためのキモになる部品がこちら。Z系プッシュロッドでJ系クラッチを作動させるアダプターです。Z系の社シャフト内にあるボールベアリングは使わなくなります。

 

クラッチスプリングはお持ち込みのZ2用純正新品を使います。

 

インプット側がアッセンブリーできました。

 

ケースにセットします。

 

ケースや各カバー類のガスケット剥がしも終わりました。これだけでも数時間は掛かります。

 

クランクケースを合体します。

 

オイルポンプはお持ち込みのトロコイドタイプを使います。

 

ポンプを取り付けます。

 

シフトのリターンスプリングも新品交換します。

 

チェンジシャフトをセットします。

 

エンジンカバーを取り付けます。

 

スプロケの固定はMk2用純正のワッシャーとナットを使います。

 

スターターモーターのOリングも、ヘタッていたので交換します。

 

ほとんど完成しました。あとはオイルパンガスケットの入荷待ちです。

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