電装品の艤装と、組み立ての最終段階です。ヨシムラテンプメーターのセンサー配線は、エンジン回りの高熱部分を通るので、耐熱性の非常に高いシリコン&ガラス編み組みチューブで保護します。

メーター本体はステーを作ってハンドルバーにマウントします。

点火系はウオタニSP2 Ver.PAMSを使用します。

コイルステーは1000J専用にワンオフ品を製作し取り付けます。

ピックアップコイルを取り付けます。ベースプレートのタイミングは、デフォルトの10°に設定。エンジンは高圧縮ピストン仕様なので、走行チェックにより点火時期ダイヤルだけでなくこのベースプレートでも点火時期を遅角する場合もあります。

パルシングカバーを取り付けます。

SP2ユニットは、キャブ後方隔壁の内側に設置。並ぶのはスピードセンサー信号のパルス周波数を任意に調整できるスピードヒーラーです。これの設定値を現車に合わせて変更し、スピードメーターを校正できます。

バッテリーはショーライに変更。エンジンが大排気量1200cc&高圧縮のため、容量が大きめの18L1を使用します。

それでもバッテリーサイズは小さいので、間にスポンジを挟んで搭載します。

リヤキャリパーを取り付け、フルードを通してエア抜きします。

ブレーキ周りと鉄S1スイングアームなどは継続使用です。

オレンジプラグキャップも継続使用。SP2使用に伴いコードはブラックに変更します。

現車合わせで長さを決めてコードを製作します。

コイルとプラグコードを取り付けます。

レギュレーターはMOSFET型に変更するのでマウントブラケットを製作します。

ブラケットをバッテリーケース後方に取り付けます。

レギュレーターを取り付けます。

ハーネスを含め電装品の艤装が完了しました。トラブルの際故障探求し易いよう、ハーネスのレイアウトはできるだけ交錯を避け並行にし、経路を追い易いようにしています。





コックピットはこんな感じ。シフトインジケーターも追加しました。

テールレンズはテールカウルからの出代を調整し、ノーマルと同じような外観を維持します。

テールレンズのベースが、カウル後端から少し見えるのがノーマルルックです。

タンクのコックはワークス車同様、ザッパー純正を使い、後方左右Wコックにしてあります。普段使いを考え使用するのは左側のみとし、フィルターを追加します。

エンジン始動チェックも済ませ、組み立てはほぼ完了しました。このあとは300kmほどエンジンの慣らし運転をしてからキャブと点火時期をセッティングして完成の予定です。

