エンジンの腰下が組み上がったところで車載します。

エンジンはASSYで90kgほどありますが、まだ比較的軽い腰下までの状態で作業の工程上可能なら先に車載します。軽くて小さいこの状態なら、一人でも持ち上げられる重さなので楽に積み込みできます。

フレームに異常が無いか点検後、普段手の届かないところまで清掃しておきます。

フレームにキズが付かないよう養生します。厚手のビニールホースなどを半割れにしてフレームパイプに被せると便利です。

フレームと同じ高さの台を車体右側に置き、エンジンを載せます。画像にはありませんが、高さの微調整用としフレームの間にはジャッキをセットします。

エンジンを所定の位置に据え、エンジンマウントボルトをセットします。

マウントボルトを規定トルクで締めて、腰下の車載は完了です。

続いてオーナーさんお持ち込みこちらの面白い部品を取り付けます。スケルトンのクラッチカバーです。

裏側はこんな感じ。総削り出しできれいにできています。

付属の部品はこちら。窓用はこの大きなOリングでシールされます。

ベースカバーを取り付け、Oリングをセットします。窓は透明の樹脂製、材質はポリカーボネイトでしょうか。厚みもしっかりあります。

窓を取り付けます。

エンジン実験の現場などでは、内部を直接目視して観察するためにスケルトン加工を良く行いますが、はたして実走行ではどんな感じになるでしょうか。
