Z1R2 N.M様 ノーマルスイングアームのワイド加工

 

ノーマルスイングアームにワイドタイヤの逃げを作ります。今、車両に付いているのはサンプル品。手前のが車両から外したものです。

 

初めに不要なステーなどを削除します。

 

スムージングします。

 

タイヤの逃げ部分をカットします。

 

切断面を整え、穴塞ぎ用の鉄板を用意します。

 

アクスル部に治具をセットし、鉄板を溶接します。

 

溶接完了です。この状態でタイヤ部の内幅は約166ミリ、タイヤは実幅160ミリまで対応します。

 

ワイドタイヤはチェーンラインもオフセットの必要があるため、リヤショックスプリングとチェーンのクリアランスを確保するためにサス受けも10ミリオフセットします。

 

今回は補強のスタビを入れないシンプル仕様で製作。下側キャリパーに変更してトルクロッド受けはこの位置に設置。

 

簡単に塗装します。

 

加工したスイングアームを取り付けます。

 

リヤローターはサンスタートラッドのφ250ミリを使います。CP2696キャリパーとの組み合わせでは、パッドが摩耗した時に内側のパッド裏板がインナーローターと若干干渉するので、予め少し削っておきます。

 

ワイドスイングアームが完成しました。

 

このあとブレーキホースを現車に合わせて組み直します。