Z1100B2 K.A様 ワークスS1仕様 S1シート製作その1   ベースの準備とスポンジ増し

 

フレームのワークスS1加工に合わせてシートもワークスS1仕様に変更します。既にS1風に加工済みのシートですが、微妙に形状が異なるので作り直します。

 

シートベース、ブラケット類など、やや劣化が進んでいる感じですね。

 

タッカー針を外して表皮を剥がします。

 

表皮が剥がれました。タンデム部分の両肩はスポンジが欠けていますね。

 

前回の加工は、古いタッカーの針をほとんど取らずに残してあります。錆が酷いので抜くのを省略したようです。

 

今回は残った針を全て抜いて加工します。

 

錆びた針を1本ずつつまんで抜き取ります。

 

つまめないほど短いものは、ポンチで打って抜きます。

 

全ての針が取れました。

 

シートベースを洗浄します。

 

だいぶきれいになりました。

 

ブラケットのナット側はかなり錆びています。

 

錆の進行を止めるトリートメントを塗って、赤サビを黒サビ化しておきます。

 

ブラケットナットをシートベースにセットします。

 

脱落しないようナットで固定します。

 

元のスポンジを乗せ、テンプレートで現在の形状を確認します。

 

前側座面の高さはほほOK、後ろ側はやや盛ります。

 

盛り上げ用のチップウレタンを準備します。

 

リヤの両肩部分の掛けたところを滑らかに削っておきます。

 

スプレーボンドをスポンジ貼り付け面全体に塗布します。

 

チップウレタンを貼り付けます。

 

角部分は2重にして厚みを稼ぎます。このまま一晩置いてボンドを乾かします。