デモ車#21 イグニッションスイッチの接触不良

先日の筑波走行中にエンジンストップした原因を探ります。

 

メインの電源が入らないので、バッテリーとヒューズBOX周りを点検します。

 

メインヒューズを含め、ヒューズはどれも正常でした。

 

バッテリーは電圧が10VほどになっていたのでNGと判断し、スペアと交換します。

 

バッテリーを交換すると正常に電源が入りました。

ところが、イグニッションキーを触ると電源が落ちることがあります。

 

これはイグニッションONですが電源が落ちた状態。

キーを揺すると点いたり消えたりします。

 

イグニッションスイッチにも不具合がありそうなので、取り外して点検します。

こちらのイグニッションスイッチは、新品交換後間もないものです。

部品はエリミネーター250純正で、今でも買える代替品のひとつです。

 

スイッチ部分を分解点検します。

 

配線のハンダの剥がれなどはありません。

接点も特に焼けているというほどでもありません。

 

接点を清掃し、念のため綿棒で接点復活スプレーの液を塗布します。

 

スイッチを復元して動作を確認します。

今度は電源が落ちなくなりました。

 

スイッチを正規に取り付け、もう一度確認します。大丈夫のようです。

因みに、エリミネーター250純正のイグニッションキーは、

1000Jに対しキーの向きが90°ほどズレます。画像のように水平位置でONです。