Z1100R T.N様 リヤキャリパーサポート検討

完成したS1リヤローターを取り付けます。

 

外径はS1と同じφ234ミリです。

 

このスイングアーム専用のエキセントリックも完成したので取り付けます。

 

クランプ部分の厚みに合わせて、わずかに広く設計しています。

 

取り付けの手順は、先ずマークを切り欠きに合わせ、クランプを左右とも締め付けます。その後、ホイールを取り付けアクスルを規定トルクで締め付けたら、再度クランプを緩めてエキセンを回してチェーンの張り調整するという手順です。

S1スイングアームには目盛りがないのでこの方法で。

エキセンを回す時は、ポケットに棒を挿して回すと破損するので、必ずアクスルシャフトの6角にスパナをかけて左右均等に回してください。

 

リヤスプロケも特注品が完成したので取り付けます。

 

XAMのこの番号でデータが残っています。

 

取り付けはトルクの掛け易い8ミリ6角穴のボルトに変更。

 

リヤキャリパーもS1キャリパーに変更することになり、新たにサポートを設計します。

 

イメージはこんな感じです。キャリパーの取り付けスパンは92ミリで、キャリパー側にM10ネジが切ってあります。

 

厚紙で起こした型紙がこちら。形状はこんな感じになる予定です。

 

リヤショックのスペーサーも完成したので取り付けます。

 

左にあるのがS1と同じロア側に挿入するスペーサーです。

 

バネを縮めてスペーサーをセットします。

 

セット完了です。

 

車体に取り付けます。

 

これもS1化アイテムのひとつです。