Z750FX1 E.M様 ナイトロンステルスツインR1取り付け

 

リヤショックはナイトロンステルスツインR1のGREEN GARAGEバージョンを取り付けます。基本仕様との違いは、全長を少し長く、スプリングはソフトにし、1人乗りに特化したした仕様です。よく動きトラクションがよく乗り心地もフラットになります。

  

現状はこんな感じのダブルスプリングタイプ、上下のマウントはラバーブッシュです。

 

既存のショックを外します。

 

既存ショックのロアーエンドアイは幅が狭かったようで、標準の20ミリに対して17.6ミリと狭くなっていました。

 

ナイトロンのロアーエンドアイの幅は標準的な20ミリです。左右ともブラケットを広げて20ミリに修正します。

 

ナイトロンのマウントは上下ともピロボールです。内径と幅合わせのためこのようなカラーが左右に付いていますが、フレーム側のマウントピンの根元には大き目のアールが付いています。このまま付けるとアールに乗り上げて端面が密着しません。

 

対策として今回は、大きく面取りしたワッシャーを使います。

 

ピンの口元が潰れて広がっているのでヤスリで修正します。

 

先ほどの面取りワッシャーを取り付けます。

 

ナイトロンのアッパーエンドアイの構成部品はこんな感じ。Oリングとカラーが2対あります。

 

Oリングをピロボールとカラーの間に入れます。このOリングは軸方向の首振りを制限するための物です。

   

その上にカラーを取り付けます。

 

ショックをセットします。外側カラーの端面が、マウントピンの段付きより飛び出していることを確認します。これにより締め付けた時にピロボールのボール自体がしっかり固定され、正しく動作します。

 

今回はグラブバーがあるので、内径をピッタリφ12ミリにしたワッシャーを入れます。

 

その上にグラブバーを取り付けます。ここでショックとのクリアランスを確認します。ショックはフルバンプするとこれ以上傾きますが、既にグラブバーと干渉しています。

 

干渉ヶ所はこの部分。新しくリヤショックを交換する際は要注意。

 

干渉する部分を削って逃げを作ります。

 

再度取り付けます。

 

このくらい逃げを作っておけば大丈夫です。

 

反対側も同様に。

 

アッパーマウントの構成はこんな感じです。

 

ロアーマウントの構成はこんな感じ。

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