Z1000J2 A.K様 フレーム発送の準備 エンジンボーリング加工の準備

 

フレームは加工が終わったので塗装に出しますが、発送するので梱包します。

  

専用の台に載せ要所を厳重に養生します。サイズが大きいので通常の輸送ではなくチャーター便となるため、送料は結構かかります。

 

続いてシリンダーボーリングの準備。シリンダーのガスケットを剥がして軽く洗浄します。

 

分解歴がありますが、かなり昔のようでガスケットは固着して剥がしずらいです。

 

主にセラミックスクレッパーで剥がします。

 

剥がしていくともとの面に傷が目立ちますね。前回の作業者が付けたものでしょう。シリンダーは上下面とも面研した方が良さそうです。

 

ガスケットを剥がしたらオイルストーンで均します。

 

簡単に洗浄して、ボーリング前の準備ができました。シリンダーは井上ボーリングのアルミシリンダー「ICBM」でφ76ミリにします。

 

ピストンはピスタルを使用します。クリアランス確認のため、ピストンも一緒に送ります。

 

ボアがφ76ミリとなるとスリーブ外径も大きくなり、クランクケース側もボーリングするので一緒に送ります。