Z1000Mk2 I.H様 AMA化 純正レストアメーターとブレーキメッシュホース取り付け

 

フロントマスターは初めての社外品を使うので、事前に台上でキャリパーにつないで動作チェックします。

 

マスターを取り付けます。左右のハンドルスイッチも劣化していたので更新しました。右は高品質なアクティブ製のOWタイプ。左は品質も操作性もデザインもいいW650純正新品です。

 

既存のメーターブラケットはボルトが短くカットされていたので純正ステムには使えません。ストックから未加工品を探し出し、それと置き換えます。

 

メーターブラケットを付け、純正相当のスポンジを貼り付けます。

 

メーターは純正ベースのレストア品を使います。マウント類も純正のダンパーとカラーを使うのが、メーターの耐久性を上げる必須の条件です。取り付け後、少しグラグラするくらいが正解。

 

ノーマル形状の部品で揃えられたコックピット周り。これが一番なじみますね。

 

ブレーキホースを製作しますが、マスターとメーターのクリアランスが少ないので、途中にノーマルの4WAYコネクターも取り入れ、ホースレイアウトもノーマル化します。この4WAYもストック部品庫から発掘したものです。

 

ブレーキホースは主にアールズ製を使って現車合わせで製作します。

 

ブレーキホースはリヤも含めて4本構成。

 

フロントのホースをレイアウトします。ホースのねじれもとり、この時点で全てのジョイントを本締めします。

 

キャリパーを一旦外してエア抜きします。先ずはバキュームポンプで真空引きから。

 

キャリパーまでフルードが来たらエア抜きします。

 

フロントブレーキ完成です。

 

使用しているAREA製スーパーバイクハンドルは、Mk2+ノーマルメーター+ノーマルマスター+ハイスロ+OWスイッチを成立させる絶妙な寸法で作られています。普通のコンチハンドルは、メーターとバンジョーボルトが干渉して付かない場合が多いものです。

  

中間の4WAYコネクター周りはこんな感じ。ブレーキ油圧スイッチも使用します。

 

キャリパー周りはこんな感じ。不用な造形は排除し、ミニマムに製作しています。