デモ車Z1000J TOT前の整備 ピレリタイヤ新品交換とハイプレッシャーオイルポンプ組み付け

 今週末のTOTレースに向けて、やや消耗した前後タイヤを交換します。使用するのは今と同じピレリファントムスポーツコンプRSです。

 

リヤタイヤを交換し、チェーンもグリスアップ。

 

フロントタイヤも交換。

 

合わせて前後ブレーキのフルードも交換します。

 

入荷が遅れていたサンクチュアリ製のハイプレッシャーオイルポンプも入荷したので組み込みます。

 

こちらのオイルポンプは一般的なトロコイドタイプをZ系エンジンに組み込めるように作られたもので、油圧と油量の向上を目的としています。今回はその増大する油量でエンジンの油温を下げてやろうともくろんだものです。

 

外観はこんな感じ。基本的にZ系・J系エンジンにボルトオンです。

 

エンジンオイルを抜いてオイルパン、オイルポンプと外します。

 

ギヤ抜け対策として先日シフトドラムを新品に交換しましたが、頻度は減ったもののまだ少しギヤ抜けします。そこでもう一度シフト周りも点検するので車体を右に傾けます。

 

ミッションカバーを外し、シフトドラムとフォークを外します。

 

新品交換済みのシフトドラムは特に問題無いので、前回交換しなかったシフトフォークも交換してみます。

 

手持ちの中古品在庫の中からいいものを選びます。

 

ミッションを復元します。

クラッチレリーズの遊びも再調整。

 

これでレース前の整備は全て終わりました。いよいよ今週土曜日が本番です。

“デモ車Z1000J TOT前の整備 ピレリタイヤ新品交換とハイプレッシャーオイルポンプ組み付け” への2件の返信

  1. お天気もよさそうですし、レース頑張ってください☆
    ピレリタイヤ、エア圧はどの位で使用されているのでしょうか?
    今度履き替えて見ようかと画策中なので、参考程度に教えて頂けると幸いです。

    1. ありがとうございます。
      空気圧はピレリの推奨値を基本にしていますよ。温間で2.0位ですね。

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