YSS製のフロントフォークPDバルブを装着します。
左のスプリングは、合わせて用意したレートの高いショートスプリングです。

フォークはZ1000Jのノーマルなので、PDバルブは外径φ29ミリの物をチョイス。

取り付け位置はスプリングとピストンロッドの間なので、だいたいこの辺に着くことになります。

初めてなのでフロントフォークを分解して適合を確認します。

フォークオイルを抜いて分解します。

用意したPDバルブのサイズはちょうどいいようです。

この向きでピストンロッドの凹みに合わせます。

外径はほぼピッタリ。

フォークを組んで、バルブの脱着性を検討します。

バルブはインナーチューブ内径にほぼピッタリなので、途中で倒れることなく奥まで入っていきます。


バルブを抜いて、新しいオイルでレベルを合わせます。

車載でバルブの取出しができるかシミュレーションしてみます。
長めのこんなピックアップツールあれば大丈夫なようです。


PDバルブ有り無しでは、オイルレベルは8ミリ違いました。
それも考慮してイニシャルのレベルを設定します。

PDバルブを挿入します。

今回、スプリングはそのままに、プリロードは既存の12ミリスペーサーを外してバルブの高さ14ミリとほぼ相殺させます。

仕様変更したフォークを組み込みます。

ハンドルを押し込んだ感じは、減衰力が適度に増している感じです。
あとはサーキット走行でセッティングを煮詰めていきます。


