今回のはバイパスポート加工済みCR33取り付けと、消耗したリヤローターとドライブチェーンの交換です。

今回交換する部品はこちら。バイパスポート付きCR33は、新品キャブに加工したアッセンブリーで入手。

バイパスポート加工は、スロットルバルブのエンジン側ポートに1ミリほどのバイパスポートを追加工したものです。レーシングキャブであるためアイドリングの不安定さが否めないCRキャブですが、バイパスポートを追加することで、アイドリング時の燃料供給が安定し、アイドリング回転も低く抑えられるようになります。

バイパスポートは画像中央の小さい穴で、各キャブごとに付いています。キャブの外観からは違いを判別できません。

先にリヤ周りを作業します。

ハブダンパーを点検します。今のところ特に消耗は無いようです。各ベアリングもスムーズです。

リヤローターはサンスタートラッドのφ250ミリ小径タイプを使用。ローター本体に厚さの限度値4.5ミリとの刻印があります。

段付き摩耗しているので中央部の厚みを計測します。4.49ミリなのでちょうど交換時期でした。

同じタイプの新品ローターを取り付けます。ススで汚れたボルトも新品のステンレス製に交換しておきます。

キャリパーサポートもだいぶ汚れてきましたね。

表面はアルミ地なので、ナイロンたわしで研磨してクリーンナップします。

リヤローター交換終了です。

続いてドライブチェーンも交換します。


お次はキャブ交換です。元のキャブは2013年にこの車両を入手した時に付けた中古のCR31です。だいぶ年期が入ってきました。

スロットルケーブルなど周辺パーツも同時に更新します。

キャブホルダーも交換します。

新しいキャブの下準備です。スロットルケーブル受けの穴はネジ山を飛ばして6ミリに拡大しておきます。

ジェッティングをバイパスポート付き仕様に変更します。大きく変わるのはスロージェットで、バイパスポートから出る燃料分を差し引いて10番手ほど小さくします。

アイドルアジャストスクリューなども更新します。

キャブをセットします。このあとはセッティングです。


