リヤブレーキが引きずるのでキャリパーをオーバーホールします。

リヤキャリパーを外します。この辺も全てFZR1000とのこと。

破損したミッションは、ストックしていた中古ミッションに交換します。ベアリング類は新品に交換します。

ミッションは、どちらも同じGPZ1100の物なので、クラッチ関係は移植して継続使用します。ギヤは他のギヤも疲労していると思われるので、全部交換します。

先日の筑波走行15周目くらいで発生した異常振動の原因を探ります。エンジンとフロント周りから伝わってくる感じがしましたが、外観の目視では異常は見当たりません。

もう一度走行させて再現しようと、保安部品を付けてチェック走行してみます。

ハンドルスイッチとメインハーネスのカプラーも、端子が腐食しているので接点復活スプレーを塗布します。

右スイッチ側のカプラーは、端子の腐食による抵抗で発熱し、カプラーが溶けいています。

修理にを依頼していたヘッドが完成して戻ってきました。消耗の激しかったガイドを交換し、深くカットされていたシートリングも合わせて交換しています。

交換したシートリングとガイドは、耐久性重視でノーマルと同じ鋳鉄製にしています。
