ワークススイングアーム製作の続きです。ワイド加工の切り欠き部の仕上げが終わりました。

切り欠き部用のフタを鉄板から切り出します。

ワークススイングアーム製作の続きです。ワイド加工の切り欠き部の仕上げが終わりました。

切り欠き部用のフタを鉄板から切り出します。

再生とφ74ミリ化に向けて、エンジンの機械加工が完了しました。

加工前のヘッドとシリンダーはこちら。ヘッドのデッキ面は腐食でかなりえぐれているところもありました。組付け時のヘッドガスケットはメタル製を使いたいので、面研して面を整える必要がありましたが、むやみに削って圧縮比が上がり過ぎるのも良くないので、削り代は最低限で行います。シリンダーはノーマルのφ70ミリから4ミリボアアップしてφ74ミリへ。当初はノーマルスリーブのままφ71ミリでいく予定でしたが、スリーブが緩くて抜けてしまったのでスリーブ交換となり、だったらボアアップとなりました。

今回のAMAスタイル化のカスタムにおいて要となる、前後ワークスローターのアウター部分ができてきました。因みにS1用も同時に作っています。

Mk2ワークスローターの図面がこちら。数少ない当時の写真を元に、ある程度想像も入れて弊社で図面化したものです。この形状でプラスミューさんに特注しているのが今回のローターです。材質について、当時の物は鋳鉄と思われますが、特注品は全日本ロードレースでも使用されているレース用ステンレス材で作っています。

20年前のタイヤから新しいタイヤに交換します。

使用するのは最近は定番となったダンロップのQ5Aです。サイズもAMAスタイル定番の、110/80-18 150/70-18 です。

スイングアームはトラス補強の入るワークスタイプに変更するため、素材用の純正品をお持ち込みになりました。

改造する前に点検したところ、細部の造りがMk2と異なり、長さが短いことがわかりました。
