オイル漏れ修理の続きです。
点検のため外したオイルパン、ガスケットは固着しており、きれいに剥がすのは難易度MAXレベルです。
Z1100B2 O.Y様 エンジン下ろし オイルパン内点検
酷いオイル漏れを起こしていたシリンダーベースのガスケットを剥がします。実はエンジン腰上はこの車両入手時に、納車整備として分解整備したと聞いていたとのこと。たった数年でここまで漏れるのでしょうか。
スタッド周辺の砂粒を掃除機で吸い取ったあと、腰下は今回分解しない予定なのでガスケットを剥がします。スタッド周辺はかなり固着していますが、スタッド間はパリッと簡単に剥がれる感じ。だいぶ古いガスケットのように感じます。
Z1100B2 O.Y様 エンジンオイル漏れ修理 腰上分解
車両入手時からエンジンよりオイル漏れがあり、今回それを中心に修理します。
作業待ちの間も乗っていただいていたため、オイル漏れは進行しているようです。酷く湿っているのはシリンダーベースより下の部分。応急処置の液体ガスケット盛りも効果なかったようで、ぐるっと一周漏れ出しているようです。
Z750FX1 E.M様 フロントキャリパー分解点検
Z750FX1 E.M様 エンジン腰下分解点検
エンジン腰下を分解点検します。
今回、オイルクーラーはコアを含めてほぼ全体を更新しますが、取出しブロックは既存の物が使えそうなので継続使用しようと思います。コネクター類も一旦分解して点検します。
