Z1100R T.N様 エンジン腰下組み立て

交換用クランクケースの塗装が完成しました。

 

組み立て前に徹底洗浄し、全てのネジ穴の中もきれいにエアブローします。

 

ミッションも分解し、ベアリング類を交換します。

 

新品交換パーツはこちら。

 

点検したクランクシャフトをアッパーケースにセットします。

 

ベアリング交換したミッションをセットします。

 

シフトドラムも一部摩耗していたので新品に交換します。

 

クランクケースを合体します。

 

オイルポンプも分解洗浄します。

 

内部は大きなキズはありません。

 

オイルパンを取り付けて、腰下がほぼ完成です。

 

フレーム側のエンジンマウントも一部修正します。

S1補強の部分ですが、純正のカラーが溶接してあります。

純正カラーはケースとの接触面が円周の狭い範囲だけなので、クランクケースへの攻撃性が高く、ケースが摩耗することがあります。

 

そこで、平面を最大限確保したカラーを作り、先端だけ差し替えます。

 

カラーの厚み分をケガキます。

 

マウントの先端をカットします。

 

クランクケースと同じ寸法の治具を用意してカラーをセットし、この後溶接します。