外注で製作していたハブのアダプターが完成しました。

設計は弊社で行い、加工を外部に依頼していたものです。

ホイールはレース用のラージハブなので、ホイール側にはベアリングがありません。このようにアダプターをそれぞれ目的に合わせて製作して使用する構造です。こちらはローターアダプターで、インナーローターにベアリングを圧入して使います。

ローターまで仮組するとこんな感じ。ローターは弊社S1タイプのφ234ミリです。

こちらはスプロケット側です。

ベアリングはハブアダプターに圧入して使います。ハブダンパーは入手しやすいゲイルスピード製を使用します。

既に製作してあったスプロケットキャリアもセットします。リヤスプロケもISAで特注したソリッドタイプです。

通常、古いダイマグはスプロケットキャリアがスパイダータイプで、スプロケはキャリアとハブに挟まれた構造ですが、こちらはチェーンラインを10ミリオフセットする前提で、キャリアをハブ側に設計したもので、スプロケは一番外側に付きます。スプロケの規格は旧ダイマグと同じです。

横から見るとこんな感じ。このオフセットキャリアは既存の旧タイプダイマグにも使用可能です。


