Z1000R1 S.S様 ワークスクラッチレリーズとワークスバックステップ スピードメーターセンサーキット 単体製作

 

部品単体製作のご依頼です。こちらはミッションのアウトプットシャフトから信号を取り出すタイプのスピードメーターセンサーキットの素材です。ここから製作します。

 

センサーキットの電気関係はこの4点構成。右下から右回りで、周波数変換装置(スピードヒラー)、メインハーネス、最高速呼び出しボタン、センサーです。

 

センサーをステーに取り付けます。緩まないようナットにはロックタイトを使用します。

 

車両はスプロケがボルト止めの前期型とのことで、こちらのエンジンで取付確認します。

 

スプロケは530の10ミリオフセット仕様とのこと、同様のスプロケを使用します。

 

ボルトはトリガーとスペーサーを挟むので、長い高強度ボルトに変更します。スペーサーの構成はこんな感じ。ボルトはロックタイトで緩み止め処置します。

 

センサーを取り付けるとこんな感じ。センサーギャップは1.5~2ミリ程度。センサーとトリガーが接触すると、センサーは直ぐに壊れるので要注意。

 

ワークスクラッチレリーズとワークスバックステップの部品も素材から切り出します。

 

ワークスクラッチレリーズとセットで使用する、シフトガイド付きのミッションカバーを製作します。

 

溶接で歪まないようダミーエンジンに取り付けてガイドを溶接します。

 

仮組するとこんな感じ。

 

クラッチプッシュロッドは純正を少し切り詰めて使用します。

 

今回製作した3点がこちら。お客様の元でフレームにボスの溶接加工などして取り付けていただきます。ステップのペグは今回からエンド開放タイプとなります。従来のクローズドエンドタイプのペグは生産終了となっています。