Z1000R2 H.N様 エンジン腰下組み立て

 

エンジン組み立てを開始します。先ずはクランクケースアッパーにシリンダースタッドボルトを組み付けます。

 
クランクは再度計測します。振れは0.03ミリと少な目です。

 

コンロッドの小端部に点検棒を通して位相のズレを見ます。4本目の穴と棒のズレが1ミリ程度ありますが、J系はこれで標準レベル。通常使用では修正のコストをかけても効果がでないのでこのまま使用します。

 

クランクを組み込みます。

 

次にミッションを分解点検します。先ずはインプットシャフト側から。全体的にドグの摩耗も少なく良好です。

 

クラッチ板はスチールプレートが少し焼けているので全交換します。

 

クラッチハブの段付き摩耗は中程度。特にクラッチワークに支障がないようなので継続使用します。

 

ハウジング側も同様な摩耗具合。こちらも継続使用します。

 

ベアリングを新品交換して組み立てます。

 

クラッチ板は全て新品を使用します。

 

プレッシャープレートのベアリングにゴリ感があるので新品交換します。

 

カラー内のOリングも忘れずに交換します。

 

ミッションベアリングのポジションリングですが、1本は腐食が多いのでストックの中古品と交換します。

 

次にアウトプットシャフト側も分解点検します。こちらもドグの摩耗は少なく良好です。

 

ミッション&クラッチを組み付けます、

 

シフトドラムは摩耗が少ないので継続使用します。

 

シフトリンケージを組み込みます。

 

クランクケースを合体します。

 

オイルポンプを取り付けます。

 

オイルパンを取り付けます。

 

クランクシャフトエンドの錆を研磨します。

 

カバー類を取り付けます。

 

ミッションカバーにオイルシールを圧入します。

 

アウトプットシャフトのオイルシールは外面から3ミリほど奥に入るのが正解。シールが面一だとスプロケットと干渉してオイル漏れの原因となるので要注意。

 

クラッチプッシュロッドは奥と外側を反転させ、摩耗の少ない方を外側にして継続使用します。

 

腰下がほぼ組み上がりました。