Z1000R2 S.T様 継続車検とウオタニSP2の不具合

 

朝から継続車検を受けに車検場へ向かいます。

 

と、その前に、度々エンジンが失火するとのことで、過去の発生状況を伺った内容を踏まえ、オーナーさんがいろいろチェックした中で、このウオタニSP2ユニットは交換していないとのことで、これが原因ではないかと推測。初めから新品に交換していきます。

 

不具合は、走行中にいきなりエンジンだけ停止するそうで、イグニッションを切り、このSP2ユニットのコネクターをグリグリしてから再始動すると復帰するそうです。日に何度も発生するので、遠出も心配な状況だったとのこと。

 

SP2ユニットをダブルで装備して出発します。

 

40分ほど走って車検場に到着。この間不具合はありません。車検も問題無く合格し、引き返します。

 

帰りの途中、いろいろ試している中で、2000~3000rpmくらいからのスロットルワイドオープンでの加速時、ノッキングがかなり発生することが判明。点火時期ダイヤルで調整してみます。

 

元のユニットはダイヤルゼロゼロで標準状態。新品のユニットも同じく標準状態でした。

 

PAMSのウオタニなので、右の点火時期調整ダイヤルをハイコンプ仕様のスタンダード、5番にします。これは中速前後の点火時期を遅くした点火カーブです。

 

再び走行すると、だいぶ改善されましたがまだ若干ノックします。更にダイヤルを1段落として6にします。

 

その後の走行ではノッキングは無くなりました。どの回転域でもスロットルワイドオープンできるので、きびきびと走ることができます。