Z1000R1 K.K様 ワークスS1仕様製作 メインハーネスの改造とエンジン始動チェック

 

電装系改造の続きです。

 

取り付けるデバイスの最後はETC車載器です。スペース的に右のサイドカバー内に設置することにし、ブラケットを製作して取り付けます。

 

車載器本体を取り付けます。

 

全てのデバイスの位置が決まり取り付けが済んだところで、最後にメインハーネスを製作します。素材は品質を重視して純正品を使います。部品は現在でもJ系で唯一入手可能なZ1000-R2用です。2本用意したのはスペアも含めて2セット作るためです。

 

先ずは定番の前半バラシから。今回はイグニッションスイッチがステム以外のところに付くため、フロントへ行くルートはかなり軽量化できそうです。

 

1本目の加工が終わりました。テープで閉じる前に動作確認します。

 

加工したメインハーネスを車体に這わせ、各デバイスと接続します。

 

ツインのイグニッションコイルやその他のほとんどのデバイスがバッテリー周りに集中し、一見複雑に見えますが、ノーマルの配線図があれば十分に追える回路です。

テールASSYとも接続します。

 

電源を入れ各部の動作を確認します。ステム周りにイグニッションスイッチが無いのがレーサー風ですね。

 

極小ウインカーの点滅回数も問題ありません。

 

電気系統の動作確認が終わったら、サブタンクでガソリンを供給してエンジンの始動チェックをします。リフレッシュして約8年ぶりに目覚めたエンジンは、高い排圧で元気にアイドリングを始めました。現在は車検証返納してあるので、いよいよ来週中古新規登録します。