Z1000A2 S.G様 構造変更検査

  

朝から構造変更検査を受けに陸事へ自走で向かいます。

 

初めに2輪専用ラインで保安部品のチェックなどを受け、そのあと重量測定と写真撮影などのため0番コースに入ります。

 

ラインを2回通り、構造変更検査が終了しました。今回の変更ポイントはハンドルで、幅がかなり狭くなりましたね。

 

検査が済んだらガレージに戻ります。往復の試乗で気になる点も見つかりました。

 

先ずはブレーキフルードを交換します。

 

フロントのリザーバータンク内は、茶色いフルードが少しだけ入っていました。おそらく10年以上交換していないのでは。

 

新しいフルードをつぎ足しながら、ラインに残った古いフルード全てを流して交換します。

 

全体に新しいフルードに入れ替わりました。

 

続いてリヤブレーキへ。こちらもだいぶ古いフルードのようです。

 

キャリパー側へ流して新しいフルードと入れ替えます。

 

フルード交換完了です。

 

クラッチは、遊びの感じに違和感があります。レバーとレリーズ双方の遊びが大きいようです。

 

初めにレリーズ側の遊びを調整し、次にケーブル中間のアジャスターでレバーの遊びを調整して終了です。

 

スルットルの遊びも大きいので、最小に調整します。

 

各部の増し締めも。エンジンスライダイーのボルトもしっかりと。

 

サイドスタンドボルトも緩く、裏側のロックナットは欠品しています。

 

ノーマルと同じ薄型のセルフロックナットをつけておきます。

 

これで今回の作業は完了です。今回は取り急ぎ車検を済ませましたが、最近オイル消費が多いとのこと。次回はエンジンオーバーホールをご検討ください。