GWの長距離ツーリングを控え、信頼性向上のため点火系を交換します。

と、その前に、たまにガス欠症状でエンストするとのことで、点検します。
どうやらタンクのブリーザーが怪しいようです。

ブリーザーホースは、はじめからこのカウルステーの穴に差し込んであったのですが、
実はホースが中で膨潤し、且つ、パイプの奥は解放されていなかったのでブリーザーが塞がっていたのがエンストの原因とわかりました。

付いていなかったチェックバルブも追加し、ブリーザーホースのルートは変更することに。
こちらのチェックバルブは1.5ウェイで、バイクにはちょうどいいものです。
バイクの場合、エンジンを止めた後の熱でタンクからガソリン蒸気が沢山出てくるので、完全なワンウェイだとタンク内圧が上がってしまします。

ホースが視界の邪魔になり難いよう、直ぐ下に落としてエキパイを避けて通します。

続いて、SP2取り付けのため、タンクカウルを外します。

現在の点火系はダイナ2000です。
たまに失火するようで、大事をとって新品のSP2に交換します。

既存の点火系を外します。

点火系一式が外れました。

今回装着するのはこちら。ウオタニSP2のVer.PAMSです。

既存のブラケットを追加工して、SP2コイルとユニットのマウントブラケットとします。

前から見るとこんな感じ。

ユニットはデュアルロックファスナーでブラケットの上に取り付けます。

フレームに取り付けます。


ピックアップコイルを取り付けます。

配線を加工して接続し、エンジン上のハーネスは熱害対策で断熱材を巻きます。

セットのプラグコードを現車合わせで長さをカットして組み立てます。

SP2取り付け完了です。

続いてリヤショックの交換です。

上が既存の物、下がお持ち込みになった車種不明のモンロー製です。
緒元は近く、フルアジャスタブルになり、セッティングの幅が広がります。

取り付け幅が少し狭いので、スペーサーを製作します。

ボルト径は同じ、幅はスペーサーで調整。

周りの干渉も無く、リザーバータンクもちょうどいい位置に設置できそうです。

軽く、試運転に行きます。

リヤサスもちょうどいい感じです。
明日以降、日中に少しロングの試運転をし、サスとSP2のセットアップをすれば完成でしょう。


