筑波サーキットスポーツ走行報告 元のS1キャリパー

 

レースも近いので練習も気合が入ります。今日は未明の雨から曇りに変わる天気予報。さあ、走行時間までに路面は乾くでしょうか。

 

最後に雨が強く降ったのは6時ごろ。まもなく走行時間が始まりますが、路面はまだウエットです。

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Z1000SR1 O.S様 エキセンクランプの修理と試運転

  

チェーンの入荷待ちの状態でしたが、ようやく入庫したので取り付けます。

 

フロントローターの段付き摩耗が結構あるなと思い、厚さを測ってみると僅か3.3ミリしかありませんでした。反対側も同様に摩耗しています。ノーマルローターや一般のカスタムローターの場合、フロントローターの厚さの限度値は概ね4.5ミリといったところでしょうか。S1ローターはもともと厚さが4.5ミリしかないので、少しの摩耗で使用限度に達するとお考え下さい。至急交換が必要です。S1と同サイズのアウターローターは、前後とも弊社に常時在庫があります。

 

南ア製S1キャリパーはシールが破損します

  

筑波サーキットでテストを重ねてきた南アフリカ製のS1キャリパーですが、今回の分解点検で大きな不具合が見つかりました。筑波での周回数は、延べ5日間の走行で約300周です。

下の画像はキャリパーを分解してピストンを外したところです。このキャリパー特有の丸断面Oリング形状のピストンシールがボロボロになっているのがわかります。前後3個のキャリパー全てで発生していました。

 

シールを取り出してみるとこんな感じです。今までフルード漏れは発生していませんでしたが、このまま使用を続けていると漏れる可能性がありました。南アフリカのメーカーにはオーソドックスな角断面のピストンシールに変更するよう初めからアドバイスしていましたが、やはり丸断面のOリングでは、キャリパーは成立しないようです。改善されない限り、今後の使用は中止します。

ちなみに、一般的なキャリパーは全て角断面シールが使われています。シール溝の底は手前が深いテーパー形状をしており、その角度は6°前後が多く、詳細は各社の企業秘密となっています。この南ア製S1キャリパーのシール溝は、底に傾きが無いので、たとえ溝に合う角断面シールを装着したとしても、通常のキャリパーとしての機能は果たせません。

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