バルブクリアランスを計測します。

規定値から外れているところはシムの厚さを変えて調整します。

比較的暖かい日を選んで、少しロングのチェック走行に向かいます。オーナーさんは遠方の方なので、初期トラブルは出し尽くしておこうという計画です。

エンジンの慣らしも終え、現在の走行距離は212マイル約340キロです。

部品が揃ったのでエンジン腰上を復元します。

クランクケースデッキ面のガスケットを剥がします。ピストン洗浄は今回省略します。リングも継続使用です。

液漏れしていたクラッチレリーズシリンダーは、シールとピストン交換したかったのですが、ダエグの新品が意外と安いのでASSY交換することに。

取り付け、厚み、ともに使われている物と同じようです。プッシュロッドの当たるところには鋼球が埋め込んであり、より高品質になっています。
