Z1000Mk2 S.T様 フレーム修正の仕上げ

 

フレーム接合部分の溶接をできるだけ行い、その後、脱着式サイドスタンドの加工に入ります。

 

取付位置を割り出してマーキングします。

 

フレームにボス取り付け用の穴を開けます。

 

取り付けイメージはこんな感じです。

 

パイプ内部の切粉をマグネットで取り出します。

 

サイドスタンドブラケットを治具にして、ボスを溶接で仮付けします。

 

一旦、エンジンを下ろします。

 

フレーム接合部とサイドスタンドボスを裏側まで全周溶接します。

 

溶接完了です。

 

表面を研磨し、刷毛で塗装します。

 

塗装完了しました。

 

サイドスタンドは、不要なブラケットを削除し、ストッパーの位置も少し修正します。

 

 

塗装が乾いたらエンジンを車載します。

 

エンジンスライダーが付くフロントのマウントは、ボルトの出代を左右均等に振り分けます。

 

そして、ボルトのセンターにマークしておきます。

 

本体がナットになっている構造のエンジンスライダーを取り付けます。

 

ボルトがズレていないことを確認します。その他のエンジンマウントも、規定トルクで締め付けます。

 

ようやく、新しいクランクケースで組んだエンジンが車載できました。

 

脱着式サイドスタンドも取り付けます。

 

スタンドの素材はZXR250純正です。

 

取り外したスタンドとフレームの一部はこんな感じでした。